26.09.2023
ウィーン・ミュージアム本館、3年間の大規模改修工事を経て12月6日グランド・オープン
先史時代から現代に至るウィーンの歴史を網羅する市立博物館が、床面積を約2倍に拡張して生まれ変わります。
ウィーン市の歴史を紹介するミュージアムで、城壁があった頃の市街の模型、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの絵画、オットー・ワーグナーの建築デザイン図も公開していたカールスプラッツ広場のウィーン・ミュージアムが改修され、再び門戸を開きます。従来の床面積を倍に拡大した新装ミュージアムは、展示会場も広くなりました。環境に優しい地熱や太陽電池、断熱材を使用することで、必要な電力を自力で賄える新時代の公共施設です。
従来の3つのフロアは、1階の古代ローマ時代から3階の現代のウィーンを時系列で見学できるよう設計されています。4階には新しい企画展示会場「フローティング・フロア」が増築され、カール教会が眺望できる付設のテラスは一般にも公開されます。
お得情報:
ウィーンの多くの市立博物館同様、本ミュージアムも19歳未満は入場無料、19歳以上は毎月第一日曜日のみ入場無料です。
※本件に関するウィーン市観光局のプレスリリース(2023年9月23日配信)も合わせてご覧ください。
© Kollektiv Fischka